文科省が「佐渡の金山」の世界遺産登録へ向け推薦書を提出、新潟県の花角英世知事「全力で取り組んでいく」

佐渡金山「道遊の割戸」

文部科学省は20日、新潟県佐渡市の「佐渡島の金山」の世界遺産登録へ向けた推薦書をユネスコへ提出した。

これを受け新潟県の花角英世知事は「県といたしましては、推薦書をあらためて提出することが決まった昨年7月末以降、国や佐渡市と連携して作成作業を進めてまいりました。今回提出された推薦書をもとに『佐渡島の金山』の文化遺産としての価値が評価され、世界遺産登録が実現するよう、全力で取り組んでまいります」とコメントを発表した。

また、新潟県佐渡市の渡辺竜五市長も「引き続き、イコモス現地調査に向けた準備に万全を期すとともに、国内外への『積極的な情報発信』、デジタルコンテンツ等を活用した『資産価値の見える化』、Wi-Fi環境整備をはじめとした『おもてなし体制の向上』など、世界遺産登録に向けた取り組みを更に強化してまいります」とコメントを発表した。

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