競輪、平安山と與古田が入所試験に合格 JKA選手養成所

 競輪を統括するJKAは19日、日本競輪選手養成所第125回(男子)生として、平安山良希(23)=北中城高―日本体育大出=と與古田龍門(21)=与勝高出=が入所試験に合格したと発表した。

 昨年に続き2度目の挑戦となった平安山は「一安心。競輪は得意なので思いきりやるだけ。沖縄だけでなく九州を代表するような先行選手になれるよう、もっと強くなっていきたい。てっぺんを目指していきたい」と意気込みを語った。

 與古田は高校3年から受け続け今回4度目で合格に至った。「前回は1次の実技は合格した。あと少しで諦められず最後の挑戦だった。今回落ちていたら違う未来になっていたかもしれない」とチャンスをつかんだ喜びは大きかった。「自分の持ち味は諦めない心。養成所で土台をつくってトップ選手になりたい」と決意を語った。

 (謝花史哲)

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