20日午前、広島県立図書館が入る施設で電気設備の一部を焼く火事がありました。付近では、この火事が原因とみられる停電も発生しました。
火事があったのは、広島市中区千田町の「県情報プラザ」です。視聴者が撮影した映像では、火事発生後、建物の外にたくさんの人が出ているのがわかります。
消防によりますと、午前9時ごろ、職員から「地下2階にある電気設備から煙が出ている」と通報がありました。電気設備の部屋でケーブルの一部が焼けたということです。
また、同じころ、この付近では停電が発生しました。中国電力ネットワークによりますと、中区千田町などで最大3250戸が停電しましたが、およそ2時間後に復旧したということです。
中国電力ネットワークが、火事と停電の因果関係を調べています。
本の返却に来た人
「なるべく早く再開してほしい」
県情報プラザのある県立図書館は、火事で電気設備が故障したことから20日、臨時休館していて、再開のめどは立っていないということです。