【鳥インフルエンザ】広島で今季6例目の確認 約12.8万羽を殺処分へ 県内での殺処分は合わせて約168万羽に

今季広島県内6例目となる鳥インフルエンザが確認されました。

県によりますと、20日、世羅町にある採卵用のニワトリを育成する農場から「死ぬニワトリが増えている」と連絡がありました。遺伝子検査を実施し21日、「H5亜型」の鳥インフルエンザと判定されました。

県は、この農場で飼育されているおよそ12万8000羽の殺処分を始めています。

県内では今季、鳥インフルエンザがすでに5例発生しています。5例目の三次市の農場では20日、およそ83万5000羽の殺処分が完了したばかりでした。

6例目の農場で殺処分が完了すると今季、県内では合わせておよそ168万羽が殺処分されることになり、これは、県内のおよそ17%にあたるということです。

県は、「これまで鶏肉や卵を食べることで人に感染した例は報告されていない」と冷静な行動を呼びかけています。

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