日本付近は24日（火）から26日（木）頃にかけて強い冬型の気圧配置となるため、北日本から西日本では大荒れや大しけとなり、日本海側を中心に大雪となる見込み。太平洋側の平地でも積雪となる所がある予想で、大雪や路面の凍結による交通障害、暴風雪、高波に警戒し、早めの対策が必要だ。
■次第に強い冬型へ
24日は低気圧が発達しながら千島近海と日本の東を北東に進み、日本付近は強い冬型の気圧配置となる見込み。日本付近の上空約5000メートルには、北日本から東日本で氷点下42度以下、西日本で氷点下36度以下の、この冬一番の強烈な寒気が流れ込む予想。強い冬型の気圧配置は26日頃にかけて続きそうだ。
＜大雪＞
24日から26日頃にかけて北日本から西日本の日本海側では大雪となる所がある見込み。太平洋側でも山地を中心に大雪となり、平地でも積雪となる所がある見通し。大雪や路面の凍結による交通障害に警戒し、着雪やなだれに注意が必要。
＜暴風雪・高波＞
24日から26日頃にかけて、北日本から西日本の海上を中心に非常に強い風が吹き、大しけとなる所がある見込み。猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風、高波に警戒が必要だ。
＜低温＞
24日頃からは寒さも一段と厳しくなり、記録的な冷え込みとなるおそれもある。25日（水）は都心でも-3℃まで下がる予想で、内陸ではさらに低温となる見込み。水道管などが凍結するおそれもあり、凍結対策も心がけたい。
