この先は度々強い寒気が南下 北日本や北陸中心に大雪による交通障害注意 24日(火)ごろは西日本でも大雪か

 この先の日本付近は冬型の気圧配置になる日が多く、日本海側には度々強い寒気が南下する見通し。北日本や北陸を中心に大雪やふぶきになるおそれがある。
 また、24日(火)ごろは今シーズン1番強い寒気が西日本まで流れ込み、西日本でも山沿いを中心に大雪となるかもしれない。日本海側では、交通障害やなだれなどに気をつけたい。

今夜から次第に冬型強まる

 この先の日本付近は冬型の気圧配置になる日が多い見通し。北日本日本海側や北陸では、きょう15日(日)午後以降は雪の降る日が多くなりそうだ。今夜から次第に冬型の気圧配置が強まるため、山沿いでは雪の降り方が強まったり、ふぶくおそれがある。
 北日本を中心に、今夜からあさって17日(火)にかけて大雪による交通障害、着雪やなだれなどに注意したい。

20日(金)~21日(土)は山陰平野部でも雪

 また、20日(金)から21日(土)ごろにかけても冬型の気圧配置が強まる見通し。西日本にも平地で雪の降る目安の寒気が流れ込み、山陰などでも雪が降りそう。特に北日本では雪の降り方や風が強まり、荒れた天気となるおそれがある。

24日(火)ごろ 今季1番強い寒気が西日本まで南下か

 その後、いったん寒気は北上する見込みだが、24日(火)から25日(水)には今シーズン1番の強い寒気が西日本まで南下する可能性がある。24日(火)は福岡にも雪マークがつき、西日本でも山沿いを中心に大雪となるかもしれない。
 普段雪に慣れていない西日本の地域では、先月23日九州のように再び車が立ち往生してしまうことも考えられるため、今後も最新の情報に注意したい。また、全国的に厳しい寒さが予想されるため、体調管理にも気をつけた方がよさそうだ。

(気象予報士・鈴木悠)

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