入境PCR検査は旧正月前に撤廃へ

香港と中国本土の出入境が再開されて10日が過ぎ、各出入境管理所の運営は順調だが、出入境前48時間以内のPCR検査陰性結果証明が必要となることが多くの市民を悩ませている。1月18日付香港各紙によると、最近、本土に身を置く多くの香港市民は政界に支援を求めている。本土では多くのPCR検査所が閉鎖されたか営業時間を短縮しており、入境条件を満たすことが難しく香港に戻ることに影響している。このままでは春節(旧正月)後に多くの香港市民が本土にとどまることが懸念されている。ある専門家は「現在、両地の集団免疫はすでに十分となったことから、48時間以内のPCR検査を撤廃できる。快速抗原検査に代えても影響は小さい」と指摘。消息筋情報によると、政府は状況を把握し、来港時のPCR検査を撤廃することを検討しており、旧正月前に発表される可能性も大きいという。

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