中国共産党中央と国務院は１月２０日、春節（旧正月）レセプションを開催した。２１日付香港各紙によると、習近平・国家主席は全国各民族の国民、香港・マカオ・台湾の同胞、海外の華僑に対して新年のあいさつを表明。「２０２３年は希望と試練が並存する」として、安定の中で前進を目指す姿勢を示した。習主席は過去１年を振り返って中国共産党と国家の発展史上で極めて重要な年だったと指摘し、主な節目として中国共産党大会（２０大）、北京冬季五輪、香港返還２５周年を挙げた。また全国の経済成長を維持し、防疫措置を絶えず改善し、国民の生命の安全と体の健康を最大限に守ること、経済・社会生活への影響を最大限に抑えることに言及。２０２２年は新型コロナウイルス感染症（ＣＯＶＩＤ―１９）流行、ロシア・ウクライナ戦争、米国の利上げなどの内外要素の影響を受け、中国の経済成長率はわずか３％にとどまり、政府目標の５％の維持は達成できなかったと説明した。
