DeNA春季キャンプ ドラ1松尾は1軍スタート 三浦監督「良い動きしてる」 WBC代表・今永は2軍で調整

スタッフ会議に臨んだ横浜DeNAの三浦監督(右)と仁志2軍監督=横浜市港北区

 横浜DeNAは23日、横浜市内でスタッフ会議を開いて2月1日からの春季キャンプの1、2軍メンバーを決め、ドラフト1位の松尾汐恩捕手(18)=大阪桐蔭高=は沖縄県宜野湾市での1軍スタートとなった。高卒新人では前年の小園健太から2年連続、野手では2014年の関根大気以来となる。

 新人合同自主トレーニングで柵越えを放ち、「1軍キャンプを目指す」とアピールを続けてきた松尾に朗報が舞い込んだ。三浦監督は「非常に良い動きをしている。それだけの期待を抱かせる選手。1軍投手の球を受けていろんなものを吸収してほしい」と太鼓判を押す。また「良ければ試合でも使っていく」と実戦デビューも示唆した。

 一方、エースの今永は鹿児島県奄美市での2軍キャンプに帯同する。3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向けた調整に専念するためで、三浦監督は「WBCが終わるまでは集中してくれたらいいと本人に伝えた」という。同じく日本代表の牧は1軍で調整する。選手の詳細な振り分けは近日中に発表される。

 このほか会議では、今季の具体的な数値目標が示された。投手陣には3球以内でストライク先行の投球になるように指示。野手はチーム出塁率3割2分以上でリーグトップを目指すとしている。

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