金字塔ミュージカルの裏側 ユダヤ人たちの苦難の歴史 「屋根の上のバイオリン弾き物語」公開決定

ダニエル・レイム監督のドキュメンタリー映画「屋根の上のバイオリン弾き物語」が、2023年3月31日より劇場公開されることが決まった。

「屋根の上のバイオリン弾き物語」は、日本でも森繁久彌や市村正親主演で公演されたヒットミュージカル「屋根の上のバイオリン弾き」の成立過程を追ったドキュメンタリー映画。物語の背景に、ロシア革命前夜におけるウクライナのユダヤ人一家の日常と苦難の歴史が垣間見える本作について、意外な事実が明かされる。映画版の監督であるノーマン・ジュイソン、主人公テヴィエ役のトポル、編曲を担当したジョン・ウィリアムズらが当時の思い出を語る。

監督は、「ハロルドとリリアン ハリウッド・ラブストーリー」のダニエル・レイム。「ホロコーストを生き延びた祖父母に勧められて、子供の時に見たミュージカルが失われた故郷への扉を開いてくれた」と、レイム監督は語っている。

【作品情報】
屋根の上のバイオリン弾き物語
3月31日(金)~ヒューマントラストシネマ有楽町、アップリンク吉祥寺にてロードショー
配給:パンドラ
© 2022 Adama Films, LLC

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