体を寄せ合い寒さをしのぐ「サル団子」 香川・小豆島の冬の風物詩

香川県小豆島のこの時季の風物詩の話題です。サルたちも寒さをしのいでいます。

香川県土庄町、標高350mの銚子渓にある自然動物園「お猿の国」です。野生のサル約300匹が餌付けされています。

寒さが厳しくなるこの時季に見られるのが、サルたちが団子のように体を寄せ合い寒さをしのぐ「サル団子」です。団子の中心に陣取るのはボスザル「団十郎」、風が当たる一番外側は若いサルです。

この団子の大きさが、寒さの「バロメーター」になっています。

撮影した23日午後の小豆島町内海の気温は6℃から7℃で、約70匹が集まっていました。さらに寒さが厳しくなると100匹以上が集まり、直径2mほどの「団子」になるといいます。

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