「Jリーガーのほうがベルギー選手よりも…」ベルギーで活躍する渡辺剛の比較がおもしろい

多くの日本人選手がプレーするベルギー1部リーグ。

主力として活躍しているのが、コルトライクDF渡辺剛だ。今季は全22試合にフルタイム出場している。

『Het Nieuwsblad』によれば、来シーズンにもブンデスリーガに移籍したいと話したそう。

「ピッチ上では数単語の簡単なコミュニケーションで十分理解し合える。

でも、昨年はもっと大変だったよ。英語が話せなかったからね。

(英語のレッスンを受けるようになった)いまは理解できるし、少しは話せるようにもなった。

新しい監督も常にこの言語で話すので、理解しなければいけない。

これまでの監督2人は、選手たちに対してフランス語でしか話さなかった。自分は理解できなかったので、チームメイトたちが通訳してくれることが多かった。

アザールやクルトワ、デブライネらがいるベルギー代表は知っていたよ。でも、ベルギーリーグは知らなかったし、未知だった。

でも、今では日本のリーグと比較することができる」

「(Jリーガーは)ベルギーの選手たちはよりもスマートでテクニックがある。

ここでは、大柄な選手たちが闘うデュエルが多い。

ヘンク戦で対峙した(身長201cmの)ポール・オヌアチュはいい選手だけど、クレバーなストライカーではない。彼は自分の体を使うだけなので、何度も空中戦で勝てた」

「コルトライクでは妻も一緒で、街にあるフラットで暮らしている。

チームメイトである田中聡は一人暮らしなので、定期的に会っているよ。

オーステンデの坂元達裕とも仲良し。彼は親友だよ。

デュッセルドルフ、パリ、ブリュッセル、リールなどで色々な寿司屋で定期的に食事をしているんだ。コルトライクにはおいしい寿司屋がない(笑)。

今週は両チームにとって大事な特別な試合になる」

「次(のW杯で)は日本代表の一員になりたい。

まだ代表監督から連絡はないけれど、来るかもしれない。

いつかW杯でプレーするのは子供の頃からの夢。

2025年まで契約があるけれど、来年はどこかに移籍できればいい。例えば、ブンデスリーガとかね」

ベルギーリーグの選手と比べると、Jリーグの選手のほうが賢くて上手いと感じているとか。

2メートルの長身FWオヌアチュも賢さがなかったので、競り合いに勝てたという。

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そんな渡辺のコルトライクと坂元のオーステンデは29日にリーグ戦で激突する。親友だという日本人対決に注目だ。

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