コーティングチョコレートの使い方、普通のチョコレートとの違いも解説
手軽に使えるコーティングチョコレート
これからの季節、チョコレートのお菓子を作ることが増えるのではないでしょうか。 しかし、つやのある美しいチョコレート菓子を作るのは手間がかかって難しいもの。 今回のコラムでは、初心者の方でも手軽にチョコレートのお菓子が作れるコーティングチョコレートについて詳しくご紹介します。 失敗なく、きれいでおいしいお菓子を作りましょう!
コーティングチョコレートとは
コーティングチョコレートとは、その名の通りお菓子やパンの表面をコーティングするためのチョコレート。 溶かすだけで使えて流動性も◎ お菓子にかけたり付けたり、手軽に使える作業性に優れたアイテムです。 呼び方は違いますが、「パータグラッセ」もコーティング用のチョコレートです。 コーティングチョコレートはコーティング専用のため、生地に混ぜ込んで使用するには不向きなので注意しましょう。
おすすめのアイテム
種類豊富なコーティングチョコレート
コーティングチョコレートは種類も豊富! しっかりとチョコレートの味が楽しめる「スイート」から、「ミルク」や「ホワイト」も。 「ストロベリー」や「レモン」などフレーバーが付いたものもあります^^
お菓子の種類やお好みで選んでくださいね!
おすすめのアイテム
cotta ルセーラ スイートチョコ(コーティング用)300g
cotta ルセーラ ミルクチョコ(コーティング用)300g
クーベルチュールチョコレートとの違いは?
国際規格を満たした製菓用チョコレートを「クーベルチュールチョコレート」といいます。 クーベルチュールチョコレートは、ボンボンショコラを作ったり、お菓子やパンの生地に入れたりと広く使える製品。 クーベルチュールチョコレートでコーティングをする際は、テンパリングという温度調整を行うことで美しいつやがあり、口どけの良いチョコレートに仕上がります。 テンパリングを行わずコーティングすると、固まりが悪く、口どけもイマイチ。つやもありません。 コーティングチョコレートならテンパリング不要!溶かすだけでつやつやの美しいコーティングが簡単にできます!
クーベルチュールチョコレートについての詳しい解説はこちらのコラムをチェック
コーティングチョコレートの溶かし方と注意点
溶かすだけで簡単に使えるコーティングチョコレート。でも失敗なく使うためには、2つのポイントを押さえましょう^^
ポイント1.溶かす温度に注意
チョコレートはデリケートな食材。温度が高いときれいに溶かすことができません。 湯せんを用意し、必ず火を止めた状態で溶かしてください。
溶かし方
1. お鍋に半分くらいの水を入れ、沸騰直前まで加熱する。
1.
冷えて固まってしまった場合は、再度お湯を温め直してくださいね。
ポイント2.水分に注意
チョコレートは油分が豊富なため、水分が入ると分離の原因に。 湯せんのお湯が入らないよう、気をつける必要があります。 見落としがちなのが、湯せん用の鍋とボウルのサイズ。 下の画像のように、鍋に対してボウルが小さすぎるとお湯が入ってしまうことがあります。
なるべくお鍋と同じサイズ、または少し大きめサイズのボウルを使用するのがおすすめです。
溶かすのに失敗するとどうなる?
きれいに溶けたコーティングチョコレートは、つやがあってサラサラした流動性の良い状態。
溶かす温度が高かったり水分が入ったりすると、下の画像のようにざらざらとしてつやも流動性もなくなります。
並べてみると、状態の違いは一目瞭然。
これではお菓子のコーティングに使用するのは難しいですね^^;
もし失敗してしまったら
もしも溶かすのに失敗してコテコテのチョコレートになってしまった場合は、牛乳と合わせてチョコレートドリンクとして召し上がってくださいね^^
おすすめのコーティングチョコレートの使い方
クッキー・パウンドケーキ・マドレーヌなどの焼き菓子や、オランジェットはチョコレートコーティングするとさらにおいしく、見た目もおしゃれに仕上がります!
フルーツもチョコレートでコーティングすれば、ワンランクUPしたスイーツに^^
スコーンやクレープ包みにコーティングチョコレートをかけてみても◎
コーティングチョコレートの保存方法と再利用法
一度溶かしたコーティングチョコレートも、再利用できます。 次に使いやすい形で保存しておくのが大切です。
1. 残ったコーティングチョコレートを温め直し、オーブンシートの上に平らに流して固めます。
コーティングチョコレートでリッチな見た目のお菓子に変身!
いくつかのポイントさえ押さえておけば、とても手軽に使えるコーティング用チョコレート。 種類も豊富なので、ぜひ気軽にチョコレートコーティングのお菓子作りを楽しんでいただけたらうれしいです^^
【おすすめの特集】バレンタイン特集はこちら