【強豪国だらけの世界大会②】最強チームで前回大会の屈辱を晴らすドミニカ共和国!

2013年の第3回ワールド・ベースボール・クラシック、大会史上初となる8戦全勝の完全優勝で初の世界一となったドミニカ共和国。しかし、前回の第4回大会では第2ラウンドで敗退と屈辱を味わった。今大会では、その屈辱を晴らすべき最強チームで世界一奪還に挑む。

第3回ワールド・ベースボール・クラシックでは、準決勝でオランダを下し、日本を破ったプエルトリコとの決勝戦を3-0で快勝し、大会史上初の8戦全勝の完全優勝を飾ったドミニカ共和国。

その大会でMVPに選ばれた大ベテラン、ネルソン・クルーズは今回、チームのGMも兼務。ドミニカ共和国野球連盟が発表した50人の予備リストのメンバー選考にも参加したが、そのメンバーがスゴすぎる。

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— MLB Network (@MLBNetwork) December 9, 2022

そのなかでも、すでに参加を表明しているのが、ナ・リーグのサイ・ヤング賞を満票で受賞したマーリンズのサンディ・アルカンタラをはじめ、内野には2021年に大谷翔平と熾烈な本塁打争いのすえタイトルを獲得したブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)、今季MVP投票2位のマニー・マチャド(パドレス)、外野には2020年の首位打者で今年のホームラン・ダービーで優勝し、シーズン途中からパドレスでプレーしたフアン・ソトなどオールスター級選手の名前が並んでいる。

さらに注目なのが、メジャー1年目で史上初の25本塁打&25盗塁を記録し、ア・リーグ新人王に輝いたマリナーズのフリオ・ロドリゲスもリストに名を連ねている。

前回大会の屈辱を晴らすべき、選手の団結力もあるドミニカ共和国が最強チームで挑む第5回大会。侍ジャパンとの対戦となれば、ダルビッシュ有とのパドレス同僚対決、マチャド、ソトとの対戦が見られるかもしれない。

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