官製談合防止法違反などの疑いで県職員を逮捕 県警が県庁などを家宅捜索 広島

県の入札に不正に関与した疑いで県職員ら3人が逮捕されました。携帯電話で繰り返しメッセージのやりとりをしていたとみられています。

県土木建築局建設産業課の容疑者の男(49)は去年5月、県が発注した国道修繕業務の指名競争入札で、尾道市の土木会社の代表取締役ら2人に対し秘密事項の予定金額を漏らして落札させた疑いがもたれています。

この土木会社の代表取締役(50)と妻(58)も入札を妨害した疑いで逮捕されました。

県職員の容疑者の男は2012年から勤務していた東部建設事務所三原支所で2人と知り合い、その後携帯電話で繰り返しメッセージのやりとりをしていたとみられています。

26日午後6時半ごろに県警の捜査員が家宅捜索のため東部建設事務所三原支所と県庁に入りました。

県は午後7時半から会見を開き職員の逮捕について説明することにしています。

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