JR九州が新会社設立 長崎マリオットホテル運営 スタッフ130人募集

 JR九州は26日、長崎市の新長崎駅ビル内に来年初頭開業予定の「長崎マリオットホテル」を運営する新会社「JR九州ホテルマネジメント」(福岡市)を設立したと発表した。オープニングスタッフ約130人の募集も開始した。
 設立は23日付。西九州新幹線の嬉野温泉駅(佐賀県嬉野市)近くに今年秋開業予定の宿泊温泉施設「嬉野八十八(やどや)」の準備や運営も担う。JR九州によると、宿泊業関連のグループ会社は国内外に5社あるが、新規開業に注力し円滑に進めるため新会社を立ち上げた。JR九州が100%出資し、資本金1億円。浜田真知子・執行役員事業開発本部ホテル開発部長が新会社の代表取締役に就いた。
 オープニングスタッフは、JR九州からの出向を含め、長崎マリオットは約130人(社員100、パート・アルバイト30)、嬉野八十八は約60人(社員30、パート・アルバイト30)を採用予定。
 長崎マリオットは、新駅ビルの7~13階に客室約200室、レストラン、ロビーラウンジ、フィットネスジムなどを備え、延べ床面積約2万平方メートル。新駅ビルと同じ今年秋開業予定だったが、「マリオットブランドにふさわしい高品質をクリアするために準備期間が必要」として来年初頭に延期した。


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