県職員ら逮捕 入札情報複数回漏えいか 広島

県職員の男が官製談合防止法違反などの疑いで逮捕された事件で、男が入札情報を業者側に複数回漏らしていた可能性があることがわかりました。

県土木建築局 建設産業課の容疑者の男(49)は、去年5月県が発注した国道修繕業務の指名競争入札で土木会社代表取締役の容疑者の男(50)らに予定価格を漏らして落札させた疑いがもたれています。

県職員の容疑者の男は2012年から3年間勤務していた東部建設事務所三原支所で2人と知り合ったということです。

この土木会社社は2008年以降に県の事業を75件落札。県職員の容疑者の男と知り合ってからも数十件落札しています。

警察は県職員の容疑者の男が複数回入札情報を漏えいし、金銭などの見返りを得ていた可能性も視野に捜査しています。

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