広島県三次市 アユの稚魚 春放流へ

この春に広島県に流れる江の川に放流するアユの稚魚が、広島県三次市の中間育成場に到着しました。

透き通るように輝く稚アユ。

琵琶湖でとれた卵を去年9月下旬、竹原市の県栽培漁業協会で孵化させたものです。

江の川漁協の稚鮎中間育成場では、体長5センチ前後、重さわずか0.7から0.8グラムの稚アユ70万匹を来月までに3回に分けて受け入れおよそ1週間かけて真水に慣らしていきます。

●江の川漁協の熊高昌三組合長は

「大きい稚鮎が届いた。真水に慣らすまでが大変だが、大きく育てて放流したい。5月の解禁を期待して欲しい。」

と話しています。

体長10cm前後に育った稚アユが春になると江の川に放流される予定です。

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