長崎ヴェルカ5連勝 88―85で山形振り切る バスケットB2

【山形―長崎】第1クオーター、ヴェルカのギブスがシュートを狙う=山形県総合運動公園((c)B.LEAGUE)

 バスケットボール男子Bリーグ2部(B2)第19節最終日は29日、山形県天童市の県総合運動公園などで4試合が行われ、西地区2位の長崎ヴェルカは山形に88-85で競り勝った。ヴェルカは5連勝で通算24勝11敗。この日、試合がなかった首位佐賀とのゲーム差「4」は変わらなかった。
 ヴェルカは前半、山形に8本の3点シュートを決められるなど、苦しい展開が続いた。21-23で入った第2クオーターもパスミスが目立ったが、ヘディング、ギブスらがドライブからファウルを誘い、フリースローで手堅く加点。これで徐々にリズムに乗り、39-39の8分に山本の3点シュートで逆転に成功した。
 後半も一進一退の攻防となったが、ヴェルカは77-78の第4クオーター7分に狩俣が3点シュートを決めると、ここからリードを譲らなかった。終盤、ボンズが昨季までチームメートだったハビエル・カーターのシュートを止めるなど、勝負どころをしっかり締めた。
 第20節は2月4~7日、各地で14試合を実施。ヴェルカは4、5日、諫早市中央体育館で東地区2位のA千葉との2連戦に臨む。

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