遺体は同居の兄と判明 自宅に遺体を放置した疑いで姉弟を逮捕 「覚えない」2人は容疑を否認 広島

自宅に遺体を放置したとして広島県廿日市市の姉弟が逮捕された事件で、警察は、30日、遺体について、2人と同居していた81歳の兄と判明したと明らかにしました。

警察によりますと廿日市市大野原の71歳の女と68歳の男の2人は、共謀して、去年4月ごろから1月27日までの間、自宅に1人の遺体を放置した疑いがもたれています。

27日、親族から警察に80代の男性の安否確認を求める通報があり、駆け付けた警察官が遺体を発見し、この家に住む2人が逮捕されました。調べに対して、女は「知りません」、男は「遺棄した覚えはない」などと供述しているということです。

警察は遺体について、2人の兄で2人と同居していた 木原勁(きはら・つよし)さん(81)と判明したと明らかにしました。

警察が、引き続き事件のいきさつを調べています。

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