全国各地のだるまが集結 広島県三原市で企画展 3月5日まで

全国各地のだるまを集めた企画展が、広島県三原市で始まっています。

三原市歴史民俗資料館で開催しているのが、「知ってる?だるまの秘密」企画展です。地元の「三原だるま」をはじめ、関東や関西・愛知県・中四国地方の11地域57点のだるまを見ることができます。

まゆ毛に「寿」の旧字体が入った埼玉県の「川越だるま」や、赤いほおが特徴で全体に菊の絵が描かれた、広島県福山市の「常石だるま」などが並びます。

三原市では、江戸時代の終わりごろにだるまづくりが始まったとされています。だるまの起源や歴史のことも知ってもらおうと、写真や解説文を添えて展示されました。

訪れた人
「いろんな変わったものがある。同じめでたいものでもいろいろあるんだなと」

三原市歴史民俗資料館 三好周平 学芸員
「今年度は残念ながら三原神明市が中止となりましたが、それぞれを見比べてもらい、違いや各地のダルマの特徴を感じてもらえたら」

この企画展は3月5日までで、2月2日は学芸員による展示解説が開催されます。

「知ってる?だるまの秘密」展
三原市歴史民俗資料館(広島県三原市円一町2丁目3-2)
入場料:無料
開館:午前10時~午後4時
休館:毎週月曜日(※祝日の場合は翌日が休館)

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