小売り管理協会の謝邱安儀・会長が１月２７日、放送局の番組に出演し、特区政府に対して再び消費券を配付するよう求めた。同日の香港メディアによると、香港では現在、消費ムードが好転したものの、来航する観光客の量が依然として少ないため、小売業はまだ本当の回復に至っていないと指摘。５月のゴールデンウイークなど下半期の連休にようやく観光客が増加し、市場が顕著に改善するとの見方を示した。謝邱会長は政府に対して新たな財政予算案で再び消費券を配付するよう求めたが、業界では１万ドル分の支給は期待しておらず、５０００ドル分を支給して市民の消費意欲を維持するよう提唱した。
