戦闘機やPAC3など確認…NATO事務総長、空自入間基地を視察 ウクライナへの輸送支援「非常に感謝」

航空自衛隊のF2戦闘機に乗り込んで視察するNATOのストルテンベルグ事務総長=31日午前、狭山市の空自入間基地

 来日中の北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は31日、埼玉県狭山市の航空自衛隊入間基地を訪れ、空自の戦闘機や輸送機を視察した。隊員を前にしたスピーチではウクライナへの日本の物資輸送の支援に触れ、「非常に感謝している」と述べた。

 ストルテンベルグ氏は隊員の説明を受けながら、F2戦闘機やC2輸送機に乗り込み、コックピットなどを確認。F15戦闘機や地対空誘導弾パトリオット(PAC3)も視察した。

 ストルテンベルグ氏は1月30日から3日間の予定で来日している。

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