冨永愛&風間俊介がよしながふみ「大奥」の魅力を語る!

NHK総合では2月5日に「私の大奥語り」(午後5:30)を放送する。現在、同局でオンエア中のドラマ10「大奥」(火曜午後10:00)の原作であり、“男女逆転”の大奥を描いたよしながふみ氏の大人気漫画「大奥」。この漫画をテーマにしたドラマで、徳川吉宗役を演じる冨永愛、杉下役の風間俊介、脚本を手掛ける森下佳子氏、書評家・翻訳家の大森望氏の、原作ファンである4人が作品の魅力を語り尽くす。

まず、“男女逆転”という、奇抜にも見える世界なのにリアリティーがあるということを、ポイントに挙げる4人。冨永は「最初は違和感があったんですけど、すぐそれがしっくりくる。その時代の実際の出来事がきちんと盛り込まれていて、本当にこうだったんじゃないかなって思えてくる」と明かし、風間も「フィクションであり、ファンタジーなんですけれど、自分たちが学んできた歴史よりもこちらの方がいいんじゃないかって思わせる、そんな力があるんですよ」と話す。

さらに、森下氏は「よしながさんの描くキャラクターはすごく緻密で、血肉が通っている。いろんな人の多様な愛の形が描かれているのが魅力の一つ」と解説。

大森氏は、海外でも賞を受賞する作品について、「歴史を知っているかにもかかわらず、普遍性があり、どこの国にも共通する問題を描いているので、日本人しか楽しめないということは全くない。世界で受け入れられる作品」と訴える。

そして、4人は、好きな登場人物や、印象に残る人物などについても熱く語る。

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