香港の四季彩る樹木の記念切手を発行

高層ビルが林立するイメージが強い香港だが、亜熱帯の気候で緑に恵まれ植物の種類は多く、3100種を超える樹木が自生しているという。香港郵政では2月14日に「香港四季樹木(seasonal Trees in Hong Kong)」をテーマとした記念切手を発行する。1月30日付政府公報によると、切手のデザインはそれぞれの季節を代表する特徴的な4種の樹木で、黄色い花を咲かせ春の訪れを知らせる花風鈴木(イエロー・ポウイ)、初夏にさわやかな紫色の花が印象的な藍花楹(ジャカランダ)、秋に黄金に色づく落羽杉(ラクショウまたはヌマスギ)、冬の寒さにも可憐な花をつける鐘花櫻桃(カンヒザクラ)だ。切手1枚に1種の樹木が描かれていて、ミニ切手や4枚1シートのものなどあるという。記念切手と関連グッズの発売および詳細は香港郵政の公式サイト(stamps.hongkongpost.hk)で案内している。

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