広島県教育委員会は盗撮準備行為の疑いで逮捕された中学校の教頭(54)を1日、懲戒免職処分にしました。
県教委によりますと、教頭は1月6日、広島市中区の商業施設で、盗撮の目的でスカート内に小型カメラを向けたとして、県迷惑防止条例違反(盗撮準備行為)の疑いで警察に逮捕されていました。
県教委の調査に対して、教頭は「性的要求を満たすためにやった」と認めていて、「生徒、保護者、県民の皆さまに深くお詫びします」と話していたということです。
県教委では今年度、わいせつ・セクハラ事案による懲戒処分が激増しています。21年度の3件に対し、今年度は13件(うち9件が懲戒免職)に上り、過去10年で最も多いということです。
県教委は、「深くお詫びする。重く受け止め、不祥事根絶に向けた取り組みを進めていきたい」としています。