南大東へ水道水の供給を開始 質、料金の格差解消に向けた県事業 沖縄

 【南大東】県企業局は1日、南大東村への水道水の供給を開始した。水道水の質や量、料金の格差解消に向けて県が取り組む本島周辺離島8村での水道広域化事業によるもので、供給は同村で5村目。村はこれまで、海水をくみ上げ淡水化する簡易的な水道施設を使用していたが、同日から、企業局が施設管理を担い、操作などの日常業務は民間業者に委託する。

 新たにできた施設の建設費用は導・送水管や貯水タンク(調整池)などを含め約18億円。

 (照屋大哲)

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