既婚の条件を撤廃 四川省で時限立法

 〔東京1月30日発中国通信〕四川省衛生健康委員会の公式サイトによると、同委員会は1月12日、結婚の有無に関わらず出産登録〈出生届〉が可能とする「四川省出産登録サービス管理弁法」〈措置法〉を公布した。同弁法は計16カ条で、2023年2月15日から施行される。有効期間は5年。

 「弁法」では、登録対象者が結婚しているという制約を取り払い、出産登録の重点を出産の意思〈産みたい気持ち〉と出産の結果〈実際に子どもが産まれること〉に移して、人口モニタリングと出産サービスの原点に返るとしている。
 また、子どもを出産した市民はすべて出産登録の手続きを取るものとすると定めている。

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