桜庭ななみ主演「全力で、愛していいかな?」。竹財輝之助が新たなイケオジに挑戦!「心は乙女」

テレビ東京ほかで本日2月3日にスタートするドラマ25「全力で、愛していいかな?」(金曜深夜0:52)のオンライン会見が開催され、主演の桜庭ななみ、共演の竹財輝之助、小田井涼平、藤森慎吾、Da-iCE・岩岡徹、渡邉理佐が出席した。

「全力で、愛していいかな?」の原作は、viviONTOTHから刊行され、各種電子コミックサービスでも配信・連載中の、さんずい尺氏による同名漫画。主人公の30代女子・篁千世(桜庭)は、ひょんなことからランチを一緒に食べるようになった“ひる友”の40代イケオジ・瀬尾一愛(竹財輝之助)から、ある日突然告白される。しかし、恋に臆病になり“好き”が分からなくなっていた千世は、戸惑いながら「お試し期間が欲しい」と告げる。そんな千世と包容力抜群で優しすぎる瀬尾の、大人同士の不器用な年の差ラブストーリーが展開する。

「連ドラでラブコメをやるのは初めてなので、新しいチャレンジをしながら現場を楽しみました」と語る桜庭は、「私が演じる千世は心の声というか、モノローグが多くて。実際の表情やセリフとは真逆のことを思っていたりとか、そういうギャップも面白くなっていると思います」と、自身の役柄の魅力を紹介。

相手役を務める竹財は「本当にすごい楽しい現場でスタッフさんも最初から仲がよくて、ラブコメというのにぴったりな現場でした」と、いい雰囲気の中で撮影が行われたことを報告。さらに、竹財の役どころもモノローグが多いようで、「難しいですね。現場では想像しながらやったのですが、どういうテンションでやればいいのか難しくて。心は乙女なので。(これまでも)イケオジという役をいくつかやらせていただいているんですけど、中身が乙女というところをどれぐらい出すか、現場で相談しながらやっていました」と、これまでにない新たなイケオジ像を作り上げたことを明かした。

そんな竹財と作中で大きく関わっていくのが、小田井と藤森。小田井が演じるのは、瀬尾の大学時代からの友人で、共にベンチャー企業を立ち上げて社長をしている夢路。夢路と同じく大学時代からの瀬尾の友人で、ベンチャー企業で働く潤役を藤森が務める。

小田井は「昨年まで純烈に所属していたのですが、年が明けて一発目がこちらの仕事ということで、タイトル通り全力でやらせていただきました。最初のシーンで作ってきた乙女の演技を見せて、お二人が嫌な顔をしなかったらそれでいこうと思いました。結果的に温かい目で見守ってくれたので、そのまま突き進みました」と“乙女全開”で挑んだことを告白。

一方、藤森は「冷静沈着なキャラ。基本的には竹財さん、小田井さんとのシーンが多く、その中でまとめ役というか、分析をするもなかなか的を射ていないという役柄でした」とこちらは2人とは違い乙女ではない様子で、「おじさん3人のシーンが多かったので、リラックスしてやれました」と話した。

そして、桜庭と同じ職場に勤める同僚役に扮(ふん)するのが、岩岡と渡邉。

千世の同期・城野丈というドラマオリジナルのキャラクターを演じる岩岡は、「今回オリキャラで名前が、城野丈(じょうのじょう)なんですよ。僕は普段、Da-iCEとして活動しているんですけど、メンバーに役名を聞かれて『じょうのじょう』だよって言ったら、『下の中(げのちゅう)』だよって言われて。本当にそうだよなって(笑)」と笑いを誘いつつも、「千世の同期ということで、どっちつかずの時に少し遠いところから気に掛けるキャラだったので、『上の上』なんだなとすごく思いました」とアピールした。

渡邊は、昨年櫻坂46を卒業を発表して以来、初のドラマ出演。千世の後輩・本郷灯を演じ、「桜庭さんとのシーンが多くて、たくさん助けていただきました」と現場での桜庭のサポートに感謝し、「あかりは千世さんの会社の後輩で、2人の恋愛の背中を後押しする役なんですけど、それとは別に旦那さんの太郎をすごく怒ったり、怒鳴ったりする場面もあり、すごく難しかったんです。そこも見ていただけたら」と苦労した演技を明かし、見どころとして挙げた。

終始笑いの絶えない雰囲気の中で行われた会見を踏まえて、桜庭は「今日の会見を見てもそうだと思うんですけど、本当にチームワークがよくて明るい現場です。そういうところが映像に出ていて、それぞれのキャラもすごく面白いです。恋に躊躇(ちゅうちょ)している大人の方が、勇気をもって一歩踏み出させるような作品になっていればなと思います」と締めくくった。

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