広島県の当初予算案 5年連続1兆円超

広島県が4月からの新年度予算案を発表しました。

当初予算案は5年連続で1兆円の大台を超えています。

広島県の新年度予算案は今年度補正と一体編成で、一般会計は1兆1745億円となりました。

当初予算案は過去2番目の規模となる1兆1403億円です。

G7サミット関連では31億円を計上し、要人警護や各国首脳の原爆資料館視察が実現した際の費用などが盛り込まれています。

また、新型コロナ対応としては722億円を計上しました。

国が「5類」へ変更する方針を示したものの対策の見直しについて詳細が明らかになっていないため、現状の対応を維持することを前提に予算を組んだということです。

一方、県が3棟所有する最大級の被爆建物旧陸軍被服支廠の耐震化工事の費用の計上は見送られました。

予算案は2月7日から始まる県議会で審議されます。

© 広島ホームテレビ