J1王者横浜Mと天皇杯を制したJ2甲府がぶつかる富士フイルム・スーパーカップ(11日・国立競技場)の記者会見が3日、東京都内で行われた。シーズン到来を告げる頂上決戦に向けて選手、監督がコメントを寄せ、横浜MのMF山根は「一番最初の公式戦で本当に大事な試合。自分たちのサッカーを見せられるようにいい準備をしたい」と決意を示した。
30回の節目となる今大会は、2014年以来となる国立競技場での開催。V川崎(現東京V)で第1回大会を制した元日本代表の北沢豪氏が大会アンバサダーに就任し、「マリノスは勝たないといけないという立場だと思うが、甲府もカテゴリーの差を感じないくらいレベルが高いのでどういった入り方をするか」と見所を語った。
横浜Mにとっては悲願のタイトルだ。過去5回の出場はいずれも敗戦。山根は宮崎キャンプを経てチームの仕上がりに手応えを口にし、「昨年に引き続き皆さんをわくわくさせられるようなサッカーで勝利を目指す」と誓った。
試合は午後1時35分にキックオフ。賞金総額は5千万円。(須藤 望夢)