広島カープの宮崎・日南キャンプ、3日目・節分の日の1日を振り返ります。
くもり空での練習スタートとなった第1クール3日目。午前9時からの早出練習でショートの守りに就いたのが、レギュラー最有力の5年目・小園海斗と、オフに支配下登録となった3年目の二俣翔一です。
二俣は、もともとは育成ドラフトでキャッチャーとして入団しましたが、去年、サードにコンバート。二十歳の若ゴイは、このキャンプでさらにショートにも挑戦中です。
見守った 新井貴浩 監督も朝から熱のこもったアドバイスを送っていました。
そして、3日目から「ピッチャー対バッター」というメニューがスタート。3日は、6人がマウンドに上がりました。
6年目となる遠藤淳志は、秋山などを相手に30球。ヒット性の当たりは2本でした。
広島カープ 遠藤淳志 投手
「(高めは)しっかりファールが取れていたので手応えを感じていた。あとは低めにいったときにそれでもファールがとれるのかを次のシート(打撃)ではやっていきたい」
遠藤と同期入団で初の1軍キャンプスタートの藤井黎来は、末包・小園のバットを折るピッチングを披露しました。
一方、バッターで注目されたのが外国人コンビです。
新助っ人のデビッドソンは2年目の松本を相手に、あと数十センチでスタンドインという大飛球を見せました。
広島カープ デビッドソン選手
「いい感じで振れていた。タイミングはまだまだ合っていない感じはあったが、初めてにしては非常にうまくいった。ピッチャーの投げる球をバッターボックスでしっかり見られたのはよかった」
そして、2年目となるマクブルームも松本から長打性の当たり。去年は新型コロナの影響でキャンプは不参加でしたが、ことしは早めの調整でいっそうの活躍が期待されます。
広島カープ マクブルーム選手
「この時期、去年、何もできていなかったので2月3日という時点にフリー打撃に入れたのはよかった。きょうの目的としては『ピッチャーの球をしっかり見る』『いいタイミングで振る』ことだった。しっかりできたので、この時点としては非常にいい仕上がり」
さらに2人は節分ということで…鬼退治にトライ。
初めての豆まきに大興奮でした。
デビッドソン選手
「新しい文化を体験できて、おもしろかった」
マクブルーム選手
「鬼には出ていってもらって、福を呼ぶということは、いいことがどんどん入って、最低でもクライマックスシリーズへ行きたい」