氏家雛めぐりでJRが臨時列車 氏家駅で笑顔のお出迎え

初日に合わせ運行した「氏家雛めぐり号」=4日午前10時26分、さくら市氏家

 栃木県さくら市氏家地区のイベント「氏家雛(ひな)めぐり」が4日開幕し、海浜幕張(千葉市)-氏家駅間でJRの特急列車が運行された。氏家駅では地元の観光関係者ら約80人が乗客を笑顔で出迎えた。

 JR東日本大宮支社が3月末まで展開している「冬のとちぎ観光キャンペーン」の一環。特急列車は「氏家雛めぐり号」として、誘客を図るため初日限定で運行した。

 午前8時に海浜幕張駅を出発し、同10時26分に氏家駅に到着。家族連れなど約150人が続々とホームに降り立ち、地元関係者がのぼり旗を手に歓迎した。

 駅の周辺施設を訪れた千葉県習志野市藤崎1丁目、主婦植草久美子(うえくさくみこ)さん(73)は「たくさんのひな人形が並んで圧巻。初めて来たので、いろいろ巡りたい」と話した。

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