「女性ゼロ議会」本県3割 1人以下5割

 都道府県と市区町村の全1788地方議会のうち、女性議員がいない「女性ゼロ議会」が2022年11月1日時点で257あり、全体の14.3%を占めることが4日、共同通信の調査で分かった。女性が1人しかいない議会は437で、両者を合わせると38.8%に上る。全在職議員の女性割合は15.4%、現職議長が女性の議会はわずか4.2%だった。
 宮崎県では、県と県内市町村を合わせた27地方議会のうち、女性議員がいない「女性ゼロ議会」は8で割合は29.6%。全国平均(14.3%)を大きく上回った。また、女性が1人のみの議会は6あり、両者を合わせると51.8%と全体の約半数を占めた。全国と比較しても、女性の政治参画の遅れが目立った。

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