厚木市長選告示、4氏が立候補、いずれも新人

(左から届け出順に)佐藤知一氏、山口貴裕氏、豊雅昭氏、井上武氏

 任期満了に伴う厚木市長選は5日、告示された。立候補したのは、届け出順に、いずれも無所属新人で元県議の佐藤知一氏(53)、元県議の山口貴裕氏(49)=自民、公明推薦=、市民団体会長の豊雅昭氏(74)=共産推薦=、元市議会議長の井上武氏(56)の4人。出馬を表明していた土木建築業新ケ江勝氏(78)は立候補を見送った。12日に投開票される。

 4人による争いは1995年の市長選以来で、激しい戦いが予想される。佐藤氏は市文化会館の本厚木駅前移転によるまちづくり、山口氏は伊勢原市、愛川町、清川村との県央姉妹都市構想による厚木の魅力発信、井上氏は小林市政を継承したコンパクトプラスネットワークなどのまちづくり、豊氏は市庁舎移転の見直し、小中学校の統廃合反対や少人数学級の推進-などを訴える。

 4日現在の有権者数は18万6231人(男9万6031人、女9万200人)。

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