刺し身食べたら8時間半後に痛み…胃からアニサキス 福井県内の量販店で購入の女性

アニサキスの幼虫(国立感染症研究所提供)

 福井県の福井市保健所は2月4日、同市の量販店で購入した刺し身などを食べた、市内の40代女性が胃痛の症状を訴え、食中毒と断定したと発表した。胃から魚介類に寄生するアニサキスが見つかった。女性は入院しておらず、症状は回復に向かっているという。

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 市によると、女性は1月31日午後3時ごろにブリの刺し身、ヤリイカとヒラメの柵を購入。同6時半ごろに自宅で食べ、約8時間半後に症状が出た。同店は3日午後8時ごろから、冷凍処理していない刺し身などの販売を自粛した。

 市は食品衛生法に基づき、同店の魚介類販売業の一部を4日の1日間営業停止処分とした。

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