6日午前8時20分ごろ、川崎市麻生区栗木の路上で、「学生が後頭部を刺された。刺した男は学校とは反対側に走って逃げた」と110番通報があった。けがを負ったのは高校1年の男子生徒(16)で、救急搬送され、意識はあるという。
捜査関係者によると、殺人未遂容疑で男の行方を追っていた麻生署が事件に関与した疑いがあるとして、すでに男子生徒と面識のある少年から事情を聴いているという。
麻生署によると、男子生徒は通学中で、歩道を歩いていたところ、後ろから来た男に刃物のようなもので後頭部を刺された。刺した男は、来た方角と同じ方向へ走って逃げたという。
署によると、現場は通学路で当時は複数の学生がいた。男子生徒が刺された現場付近には包丁が落ちていた。