幻想的…霧氷をイメージ 「雲仙灯りの花ぼうろ」始まる 雲仙温泉街、25日まで

霧氷をイメージした電飾を楽しむ観光客=雲仙市、雲仙温泉街

 長崎県雲仙市小浜町の雲仙温泉街一帯で4日、霧氷をイメージしたイルミネーションイベント「雲仙灯(あか)りの花ぼうろ」(雲仙観光局主催)が始まり、幻想的な電飾や打ち上げ花火で観光客を楽しませた。25日まで。
 同温泉街で雲仙岳の霧氷を「花ぼうろ」と呼ぶことにちなんだ冬の恒例イベント。期間中、毎日午後5時から10時まで温泉街一帯に電飾をともし、毎週土曜午後9時から約1000発の花火を打ち上げる。隠された文字を探しながら散策する「ワードハント」などもある。
 4日夜、温泉街中心部のけやき広場では観光客が電飾の前で写真に納まり、大輪の花火に歓声を上げた。家族3人で宿泊に訪れた諫早市泉町の会社員、近藤直也さん(39)は「泊まる日がイベントに重なって良かった。電飾がきれいで思い出になる」と満足そうに話した。

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