広島・強盗殺人未遂事件 現場からイヤホン見つかる 実行犯が指示を受けるため使用か

4人が逮捕された広島市の強盗殺人未遂事件で、現場から実行犯が使用したとみられるイヤホンが見つかっていたことが、捜査関係者への取材で分かりました。

この事件は去年12月、広島市西区の時計・貴金属店の店舗兼住宅に複数の男が押し入り、ここに住む男性を殴って意識不明の重体にさせたうえ、男性の両親にもけがをさせ、現金や腕時計などあわせて2400万円相当を奪ったものです。

警察は防犯カメラなどの捜査から実行犯を8人と特定し、強盗殺人未遂などの疑いで、先週、いずれも職業不詳の
▼埼玉県朝霞市 栗原翔 容疑者(27)
▼住居不詳 加藤臣吾 容疑者(24)
▼埼玉県越谷市 宇佐美巴悠 容疑者(21)
▼神奈川県海老名市 18歳の男
の4人を逮捕しましたが、その後の捜査関係者への取材で、現場からイヤホンが見つかっていたことが分かりました。

まだ逮捕されていない4人とみられる男は、東京の強盗傷害事件で警視庁に既に逮捕されていることがわかっていますが、一連の事件は、指示役からの指示を受けて実行犯が押し入っているとみられます。

警察はイヤホンの付着物を鑑定し、実行犯が使用していたものとみて調べています。

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