宮崎市新庁舎は現庁舎敷地内に建て替え 市長「事業費を抑制」

宮崎市が公表している「現庁舎敷地内」での新庁舎完成予想図の一例(同市提供)

 宮崎市の清山知憲市長は6日、老朽化に伴い2026年度の着工を目指している市役所新庁舎を、現庁舎の敷地内に建て替えると発表した。市はこれまで、候補地を「現庁舎敷地」か「宮崎中央公園の一部」に絞って検討しており、清山市長は「利便性や災害拠点性で大きな差はない。(現庁舎敷地内は)事業費を抑制でき、市中心部の貴重な都市公園を残すことができる」と判断理由を述べた。総事業費は概算で297億5千万~319億2千万円となる見込み。

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