トルコ大地震、日本人の元同僚も倒壊した建物の下敷き…前日には英雄ゴール

トルコ南東部で起きたマグニチュード7以上の大規模な地震によって、トルコとシリアで3,000人以上が亡くなる大きな被害が出ている。

トルコ1部リーグのハタイスポルに所属するガーナ人FWクリスティアン・アツは、地震で倒壊した建物の中に取り残されていると報じられた。彼は2月5日の試合で決勝ゴールを決めたばかり。

古巣であるチェルシーも無事を祈るメッセージを送っている。

アツは2013-14シーズンにフィテッセでハーフナー・マイクとともにプレーしたこともある選手。

ハタイスポルの監督も瓦礫の下敷きになっているようだ。クラブ関係者は『beIN SPORTS』に対して、「監督とは連絡が取れなかったが、彼が瓦礫の下にいることは分かっている。アツとも連絡が取れず、彼の建物は瓦礫と化したことが判明した」と述べたとのこと。

【動画】助かってほしい…アツ、地震前日にチームを救った英雄ゴール

また、2部マラティヤスポルに所属する28歳GKアフメト・エユプ・テュルカスランも瓦礫の下敷きになっている。

一部では死亡も伝えられたが、『CNN』によれば、クラブの会長は「死亡のニュースは事実ではない。救援活動中に別の地震が発生して、救援チームが撤退を余儀なくされた」とそれを否定したという。

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