1月、広島市の橋で原付バイクが転倒し、運転していた女性が死亡した事故について、警察は、厳しい冷え込みによる路肩が凍結で、スリップしたことが原因とみています。
1月26日の朝、広島市南区にある国道2号の橋で、路肩を走行していた原付バイクが転倒し、そばを走っていた大型トラックと衝突しました。この事故で、原付バイクを運転していた39歳の女性が亡くなりました。
事故当時は晴れていましたが、寒波の影響でこの日の最低気温はマイナス3.5℃と、厳しい冷え込みとなっていました。
警察によりますと、現場の路肩周辺は、およそ30mに渡って凍結していたということで、事故の原因は原付バイクのスリップとみています。
7日朝、警察や、道路を管理する国の担当者たちは、現場の状況を確認しました。雨が降っていたけさも路肩には水たまりができていました。
広島国道事務所 松浦秀明 交通対策課長
「水はけも悪いのであれば、水はけを良くして凍結が起こらないような道路管理をしていかなければならない」
警察は、「路面が凍結している恐れがあるときは、自転車やバイクでの移動を控えてほしい」と呼びかけています。