現場ルポ!畠山理仁氏が見た愛知県知事選挙!選挙ドットコムちゃんねるまとめ

YouTube「選挙ドットコムちゃんねる」では、毎週選挙や政治に関連する情報を発信中です。

2023年2月7日に公開された動画のテーマは……現場ルポ!愛知県知事選挙!

ゲストにフリージャーナリストの畠山理仁氏をお招きし、2月5日に投開票を迎えた愛知県知事選挙の様子について語っていただきました。

畠山氏だからこそ見えた候補者の素顔とは?

【このトピックのポイント】
・2月5日投開票の愛知県知事選挙は現職の大村秀章氏が圧勝するも、4名の独立系候補も10万票前後を集める結果に
・届出順を決めるくじ引き会場では1番を引いた安江氏の顔に日光が差し込みドラマティックな一幕も
・上原氏は地元求人サイトで選挙カーの運転手を募集。畠山氏「応募しようかと思いました」

2月5日投開票 愛知県知事選結果

現職と新人の合わせて6名が立候補した愛知県知事選挙は、現職の大村秀章氏が約145万票を集め4回目の当選を果たしました。

畠山氏はこの結果にいくつかの驚きがあったとのことです。

1つは投票率。今回の愛知県知事選挙の投票率は36.43%でした。畠山氏によると候補者が増えると投票率は上がる傾向があるとのことです。

しかし、今回は6名が立候補したにもかかわらず候補者が2名だった前回の選挙に比べると0.92ポイントの増加にとどまり、畠山氏は「ちょっとしか上がらなかった」とコメントしました。

もう1つは各候補者の得票数です。独立系と呼ばれる無所属で既成政党の支援を受けていない候補者の得票数が軒並み10万票を超え、一番少なかった安江氏でも9万近くの票を集めました。

この結果について畠山氏は「大村さんへの批判票もあると思うが」と前置きしつつ「『ようやく自分が投票したいと思える候補者が出てきた』と感じた有権者もいたのでは」と分析しました。

現地取材写真で振り返る愛知県知事選挙

ここからは、各候補者の選挙期間中の様子について畠山氏に伺います。

最初に畠山氏が紹介したのは安江朗氏。

安出氏は届出順を決定するくじ引きの会場に子ども2人を含む家族で訪れ、安江氏がくじを引く間家族は外から様子を見守ったとのことです。

畠山氏「こんなに素晴らしい主権者教育はないなと思いました」

見事1番のくじを引いた安江氏は家族に向かって強くうなずきます。そのときちょうど会場に安江氏を照らすように日光が差し込んだため、畠山氏は「神々しいシーンになっていた」と振り返りました。

選挙1日目、安江氏は名古屋市から車で3時間ほどかかる豊根村まで足を運び、役場でポスターを貼りつつ有権者と直接言葉を交わしました。

豊根村は安江氏にとってゆかりのある場所ではありませんでしたが、畠山氏が本人に聞いたところによると「行ったことがないところで会ったことない人にお会いしてお話ししたい」という強い思いがあっての活動だったようです。

安江氏の選挙活動について畠山氏は「ひたむきに色んな人とお話をされていた」「我が道を行く選挙活動をされていましたね」とコメントしました。

次に紹介するのは上原俊介氏。届出を済ませた後に愛知県庁前で第一声を行いました。

上原氏は愛知トリエンナーレの際の大村知事の対応に問題を感じたのが出馬のきっかけ。第一声も大村氏への批判が多く盛り込まれていました。

出馬について畠山氏に聞かれると「立候補するまでには迷ったけれども、高校球児が甲子園担った時のようなすがすがしい気持ちです!」と答えたとのことです。

選挙活動においては選挙カーの運転手を地元の求人情報サイトで募集していたそうです。

畠山氏「『上原俊介を応援する会・運転手募集!』というのを見て応募しようかなと思いました」

最終的に運転手が見つかったのかどうかはわかりませんが、畠山氏が見たときは立派な街宣車を1人で運転して駅で街頭演説を行うなど、精力的に活動していたとのことです。

最後に紹介するのは尾形慶子氏。

共産党の推薦や社民党県連の支持、そしてれいわ新選組の山本太郎氏の個人推薦など野党各党の支持を得て選挙を戦いました。

温暖化対策やダム建設への反対など脱炭素産業を主張し、断熱住宅の重要性について説いた際に畠山氏は「学びがあった」と感じる一幕もあったとのことです。

組織的な選挙活動で県内のあちこちで精力的に演説を行っていました。

その他の候補者については2月6日配信の生放送で紹介しています。そちらもぜひご覧ください!

動画本編はこちら!

家族で取り組む選挙活動?畠山氏が見た安江家の「主権者教育」とは?

選挙ドットコムちゃんねるは毎週月曜日は21時から生放送、火曜日~土曜日は18時に公開!

ぜひ高評価とチャンネル登録をよろしくお願いいたします!

© 選挙ドットコム株式会社