マスク拒否の老人、公務執行妨害で逮捕

将軍澳で2月6日、マスク拒否の老人が暴れ、食物環境衛生署(食環署)の職員がケガをする事件が起きた。同日の香港メディアによると同日朝、パトロール中の食環署職員がマスクをはずしている男性を見つけ違反切符を切ったところ、男性は協力を拒否し公務執行を妨害。しかもその間、男性は激昂し、職員を突き飛ばして花壇に転倒させた。強盗事件と勘違いした通行人が男性を捕まえるのを協力したり警察に通報するなど、現場は混乱したという。職員(女性)は頭部を負傷し病院で治療を受けており、男性(66歳)は襲撃傷害罪および公務執行妨害の容疑で逮捕された。香港では新型コロナの防疫措置として現在もマスク着用が義務づけられている。

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