中港分断で越境家庭の8割が生活難

新型コロナウイルス感染症(COVID―19)流行の下で中国本土と香港をまたいだ婚姻家庭の多くは両地に分かれた生活を迫られ、生活難にあえいでいる。1月23日の香港メディアによると、社区組織協会は1月初め、中港分断の1人親の家庭52世帯を訪問した。その結果、約8割の家庭は3食をまともに食することができず、80%は無料食料を受給、60%は期限切れの食品を食していた。また26%の家庭は親が本土との間を往来して仕事することができず、20%は家庭総収入が3000ドル未満、平均月収はわずか6000ドルで、香港の全世帯平均に比べ4.6倍低いことが分かった。

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