トルコ大地震、瓦礫の下敷きで28歳GK死亡…シリアの元代表選手も息子とともに亡くなる

トルコ南東部で起きたマグニチュード7以上の大規模な地震によって、トルコとシリアで3,000人以上が亡くなる大きな被害が出ている。

トルコ1部リーグのハタイスポルに所属するガーナ人FWクリスティアン・アツは、地震で倒壊した建物の中に取り残された(アツは2013-14シーズンにフィテッセでハーフナー・マイクとともにプレーしたこともある選手)。

そうしたなか、ガーナサッカー協会は、彼が無事に救出されたと発表。

クラブ関係者によれば、アツは怪我を負っているものの、瓦礫の中から救助されたという。ただ、同クラブのスポーツディレクターはまだ倒壊した建物の下敷きになっているそう。

一方、同じように生き埋めになったトルコ2部マラティヤスポルに所属する28歳GKアフメト・エユプ・テュルカスランは残念ながら助からなかった。

クラブは「我がGKアフメト・エユプ・テュルカスランは、地震の崩壊で下敷きになり、命を落とした。安らかに眠ってほしい。私たちはあなたのことを決して忘れない、すばらしき人」との声明を出している。

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また、シリアの元代表選手も今回の地震で命を落とした。

アル・ワフダはかつてのキャプテンだったナデル・ジョハダールが死亡したと訃報を伝えている。45歳の彼は息子とともに亡くなったという。

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