G7の各国首脳が、その上を歩くかもしれません。広島市の平和公園では首脳の訪問に備え、園路の改修工事が始まりました。
広島市中区にある平和公園の園路では、痛みの目立つ「白御影石」を切り出して、新しいものと交換する作業が行われています。
工事は、市の調査でひび割れたり、欠けたりしているのが見つかったものを、部分的に交換するものです。2016年にアメリカのオバマ元大統領が訪れた際も、こうした工事が行われたということです。
交換される「白御影石」の重さは約90キロで、慰霊碑近くに使われる最も重いものでは250キロあります。産地は中国で、今月、届いたばかりだということです。
広島市 公園整備課 中野海さん
「各国首脳や多くの来訪者が歩行されることが想定されるため、安全に歩行できるよう、G7に向けて工事を着実に進めていきたい」
使われる「白御影石」は全部で約500枚で、工事は3月末までに行われる予定です。