「酒の影響でよく覚えていない」会社員(44)を逮捕 飲酒運転で対向車と衝突し2人にけがさせた疑い

酒を飲んで軽乗用車を運転し、対向車線の乗用車と衝突して、2人に大けがをさせたとして、会社員の男(44)が逮捕されました。

危険運転傷害の疑いで逮捕されたのは、広島市安芸区中野東の会社員の男(44)です。

警察によりますと、男は去年11月6日午前1時すぎ、広島県熊野町初神の県道で酒を飲んだ状態で軽乗用車を運転し、対向車線にはみ出して、走行していた乗用車と衝突させ、乗用車を運転していた男性(24)と同乗していた男性(24)の2人に大けがをさせた疑いがもたれています。運転手の男性は肘に大けがをし、同乗者の男性は全治4か月の重傷を負ったということです。

駆け付けた警察官が男にアルコール検知をしたところ、男の呼気から1リットル当たり0.45ミリグラムのアルコールが検知されたということです。

調べに対して男は「事故を起こしたことに間違いないが、酒の影響でよく覚えていない」と供述しているということです。

現場は中央線のある片側1車線の左カーブで、警察は男がカーブを曲がり切れず対向車線にはみ出したとみて、いきさつを調べています。

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