G7広島サミット あと100日 海外メディアのプレスツアー「広島の酒」の魅力も…

広島の魅力を世界に向けて発信してもらおうと、在日外国メディアを対象としたプレスツアーが行われました。

広島・東広島市 安芸津町にある今田酒造本店を訪れたのは、ドイツやフランス・韓国など8の国と地域の海外メディアの日本に駐在する記者10人です。

サミットの開催地である広島の魅力を世界に発信してもらおうと、広島サミット県民会議事務局が企画しました。

こちらの酒蔵で記者たちにこの地域の杜氏の歴史や酒造りについて紹介したのは、今田美穂さん…。

イギリスの国営放送「BBC」が2020年に「今年の100人の女性」に日本人で唯一、選んでいます。

今田酒造本店 今田美穂 社長・杜氏
「日本の酒造りには麹(こうじ)を使います」

外国人記者からは、「若者の日本酒離れ」や「良いお酒とは?」などの質問があがりました。最後は、精米機メーカー「サタケ」の技術で精米された「真吟米」で醸した酒を試飲。日本酒の魅力を体感しました。

説明を終えた今田さんは、「吟醸といえばヒロシマ」と言われるようになれたらと期待をふくらませていました。

今田酒造本店 今田美穂 社長・杜氏
「うちのような小さな蔵でも3割くらい輸出。20か国ぐらい。スタートラインだと思う。ここからどんどん広がっていくので、すごく楽しみ」

広島サミット県民会議事務局 平野奈都子 事業推進課長
「(外国メディアは)地方でチャレンジをしている、思いを持った企業があったことに驚いていました」

一行は、このあとサタケも視察。1泊2日の行程で県内7か所を取材しました。

県民会議事務局では、サミット開催までにあと2回、このようなプレスツアーを予定しています。

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