WRC黎明期の名車『ランチア・ストラトスHF』モンテ優勝車を作る分冊百科が2月22日創刊

 アシェット・コレクションズ・ジャパンは2023年2月22日(水)に、1970年代のラリー界に君臨した名車『ランチア・ストラトスHF』の1/8スケールモデル(全長46.4cm)を作る分冊百科『週刊 ランチア ストラトスをつくる』を創刊する。

 1973年にスタートしたWRC世界ラリー選手権。現在まで続くこの世界選手権で勝つためにランチアが開発、投入したのがストラトスHFだ。イタリアの老舗カロッツェリアであるベルトーネによってデザインされた美麗なフォルムを纏った同車は、心臓部にフェラーリ・ディーノ用のV6ユニットを搭載。1974年から1976年にかけてマニュファクチャラーズタイトルを3年連続で獲得し、草創期のWRCを代表する名車の1台となった。

 2月22日(水)に創刊される今回のシリーズで組み立てるのは、サンドロ・ムナーリがドライブした登録番号“TO M54374”のストラトスHFだ。アリタリアカラーに10番のゼッケンが付いた1976年のラリー・モンテカルロ仕様が精密に再現されている。

 また多彩なギミックも搭載されており、前後ハッチの開閉機構によってミッドシップに搭載された2.4リットル65度V型6気筒エンジンを鑑賞できるだけでなく、脱着可能なライトポッドカバー、灯火類や計器類の点灯ギミックなど、稀代の傑作ラリーカーの真髄を細部まで堪能することができる。

多彩なギミックとともに細部まで精巧に再現されたランチア・ストラトスHF
1976年のラリー・モンテカルロに参戦し、優勝を飾ったランチア・ストラトスHF

『週刊 ランチア ストラトスをつくる』のマガジンコンテンツでは、ストラトスHF誕生の歴史的背景や最速マシンの開発に携わったさまざまな人物にもスポットを当て、同モデルを巡る物語を掘り下げていく。

 さらに、ストラトスHFにまつわる物語以外にも、WRCをはじめとした世界のラリー史を彩る数々の名勝負を振り返りつつ、古今の傑作車や名ドライバーたちのエピソードを追いかけるなど、ランチアファンだけでなく、多くのラリーファンにとっても興味深い内容となっている。
 価格は、創刊号が特別価格の299円(税込)。第2号以降は1999円(税込)となっている。なお、定期購読を申し込むと1976年のラリー・モンテカルロで優勝したストラトスの1/43スケールモデルをはじめ、特製パーツボックス、ランチア・ラリーチームのアシスタントカーの1/43スケールモデル、購入者の名前入り銘板が特典としてプレゼントされる。

 さらに第4号以降、毎号300円(税込)を追加する『プレミアム定期購読』を申し込むと、完成した1/8モデルにジャストフィットするオリジナルディスプレイボードとアクリルケースも入手可能だ。詳しくはアシェット・コレクションズ・ジャパンの商品ページ(https://hcj.jp/stratos/home.html)まで。

精巧に再現されたディーノV6エンジン
前後ハッチの開閉ギミックにより、ディーノV6エンジンは車体に納めた後も鑑賞可能。
スパルコのスポーツシートやOMPの4点式シートベルトを装備。
精密に再現されたコクピットの計器類はバックライトが点灯するギミック付き。
カンパニョーロのホイールは金属製、ピレリP7は軟質樹脂で素材感まで再現。
灯火類の点灯ギミックに加え、イグニッションスタートからエンジン音、クラクションの再生も可能。
ライトやサウンドのギミックは専用コントローラーで操作。
豪華な定期購読特典にはランチア・ラリーチームのアシスタントカーの1/43スケールモデルも含まれる。
『プレミアム定期購読』申込者には他の特典に加え、製作した1/8スケールモデルを展示・保護するためのアクリルケースが用意される。

■商品概要

商品名:『週刊 ランチア ストラトスをつくる』
価格:創刊号特別価格 299円(税込)
 第2号以降通常価格 1999円(税込)
 ※メインボディが付属する第82号は特別価格 4998円(税込)
発売日:2023年2月22日(水)
発売場所:全国の書店・商品ウェブサイトで発売
刊行頻度:週刊
刊行号数:全110号
版型:285mm×220mm
商品サイト:https://hcj.jp/stratos/p

2023年2月22日に創刊される『週刊 ランチア ストラトスをつくる』

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